養老孟司さんが茂木健一郎さんに言った言葉

「嫌われ者の流儀」という本の中で、茂木さんが書いていた一部分。茂木さんは常々、養老孟司さんに、

「茂木くん、塀の上を歩く練習をしなくちゃダメだよ」
「塀の内側でみんなと安全でいても、つまらない。かと言って、塀の外側に落ちてしまったら大変だ。なんとかうまくバランスをとって、塀の上を歩く。そんな人生がおもしろいんだよ」

と言われるそう。



ぼくは今休学してるのでこの感覚が分かるような気がする。

学生でありながら学生をせず、社会人にもなりきっておらず、またフリーターというわけでもニートというわけでもない。

人はぼくにいろんなことを言う。
「大学は卒業しなさい。社会に出てから大学を卒業しているのとしていないのとでは全然ちがいますよ。ましてや慶應、誰もが卒業できる大学じゃないんですよ」
「休学とかなんでするの?中途半端じゃない?いっそやめてしまえばいいのに」


数えきれないほどのご助言をいただきました。





立場によって、面白いほど人に言われることが変わる。

浪人しているときにもそれは感じたことがある。



詳しくは書けない、なんだか切ない真実がある。




どっちでもいいことではあるんだけど、ちょっと書いてみたいことだったので書いてみました。

最後に、ニーチェの言葉を。

「きみはそんなことに責任をとろうとするのか。しかし、それよりも自分の夢の実現に責任をとったらどうだろう。夢に責任をとれないほど弱いのか。それとも、きみには勇気が足らないのか。きみの夢以上に、きみ自身であるものはないのに。夢の実現こそ、きみが持っている精一杯の力でなすべきものではないのか。」