絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.18 ~Objective-Cのalloc,initとお花見~

前回：絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.17 ~Xcode4.2のScroll Viewで画面をスクロールしてみよう~

寒いですねーー！風邪をひいている人も多いみたいです＞＜

手洗いうがいをきちんとしようと思います。いや、普段からしてますよ！もちろん！

さて、今日はふと思いまして、

alloc

init

についてすこしだけ書きます。思いつきです笑

まずObjective-Cにはスーパークラスがあって、それは

NSObject

といいます。

これがすべてのクラスの元になるんです。
自分でクラスを作るときにもこれのサブクラス、あるいはサブクラスのサブクラスとして定義する必要があります。

そして、この母なる「NSObject」クラスで定義されているメソッドに、メモリ領域を確保する「alloc メソッド」、インスタンスを初期化する「init メソッド」が定義されています。
どんなクラスももとをたどれば「NSObject」にたどりつくので、Objective-Cで定義するクラスはすべてallocメソッドとinitメソッドが使える訳です。

さて、考えてみましょうか。

たとえば、Personクラスからインスタンスをつくるとき、

Person *person_A = [[Person alloc] init];

のようにしますよね。

これってPersonクラスからインスタンスperson_Aっていう名前をつけて、あとはそれのために領域を確保、初期化って感じなのですが、
最近このallocとinitをうまくたとえるような方法はないかなーと思ったんです。

ひらめきました。。。

プログラムのことは現実世界に置き換えて考えるより、プログラムとして理解したほうがいいと個人的には思っていますが。

お花見の場所をとる時に似ているんです！！！

alloc　は　「お花見をとる場所をまず見つけて、このへんにしようと考える」

init　は　「この場所でお花見をしようと思った場所にブルーシートをしく」

allocはメモリ領域の確保、すなわちお花見をする場所をここにしようと場所をとるわけです。
それだけではお花見できません。
下にシートをしいて、「場」をつくらなくてはなりません。
それがinitです。

allocしてinitした状態がこちら

意外にけっこう面白い考え方なんではないかと自己満足にひたっているお花見のたとえ笑

早くポカポカの春がきてほしい。

次回：絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.19 ~xcode4.2のScroll Viewで画面をスクロールしてみよう(Storyboard編)~

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