絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.17 ~Xcode4.2のScroll Viewで画面をスクロールしてみよう~

前回：絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.16 ~Table View Controller その９、テーブルを画面遷移させない、App Store申請Reject~

Storyboard編はこちら：絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.19 ~xcode4.2のScroll Viewで画面をスクロールしてみよう(Storyboard編)~

今回はXcode4.2におけるScroll Viewについて解説したいと思います。

意外にScroll Viewについて解説した日本語情報が少ない気がしまして書くにいたりました。

xcodeを開き、SingleView Applicationからスタートしてみてください。

名前は適当に、ぼくはTheScrollerにしてみました。

Storyboardは使わないのでチェックを外しておいてください

ViewController.xibではこんな感じの画面になっています。

それでは、Scroll Viewを追加しましょう
本体にくっつけないでください

Show the Size inspectorでサイズを調節してください
今回は、Width=320, Height=600とします

そして、Round Rect Buttonを設置して、Top,Bottomとtitleをつけてみました

そして適当に縮尺してみます
ぼくはHeightを300にしてみました

さてさて、これを本体にくっつけてみましょう
ドラッグしてください

うまく配置できましたか？

次に、こうやって作った部品を定義する必要がありますよね
ViewController.hを開いてください。

ViewController.h

#import <UIKit/UIKit.h>

@interface ViewController : UIViewController{
    IBOutlet UIScrollView *scroller;     //InterfaceBuilderの部品でUIScrollerViewを使い、scrollerとでも名付けておきましょう
}

@end

ヘッダーファイルはこれでオッケー

実装します
viewDidLoadの中身をいじるだけです。

ViewController.m

- (void)viewDidLoad
{
    [scroller setScrollEnabled:YES];     //スクロールするのYES！！！
    [scroller setContentSize:CGSizeMake(320, 600)];    //サイズは320、600です。縮小する前の本来の大きさですよ。先にこれ定義したほうがいいかも
    [super viewDidLoad];
	// Do any additional setup after loading the view, typically from a nib.
}

うん、これで大丈夫です

最後の仕上げは、InterfaceBuilderでつくったこのScroll Viewをちゃんと関連つけなきゃですね。

UIScrollViewの名前はscrollerで、ちゃんとくっつきましたね。

完成です。応用はいくらでもききそうですね！
あとはビルドしてみてください。

英語ですが、わかると思います。ご参考に。

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