もうお金で後悔しないための意外に単純なお金の「価値」のお話

「価値」は相対的です。

自分にとっては死ぬほど大切なものでも、他人にはどうでもよいものが世の中にはたくさんあるでしょう。逆も同様です。


ぼくはお金について、ある結論を今のところ得ています。

それは、

お金に後悔する時は必ず、買ったものに対して自分がお金を払いすぎている時である

ということです。


例えば、ただ惰性で、自分の寂しさまぎらわしなど、衝動的に飲みに1万円使ってしまったとします。ぼくなら確実に翌日後悔してしまいます。「なんであんなことに使ってしまったんだろう、あのお金があればあれも買えたこれも買えた」と考えてしまいます。
要するに、その衝動的な飲みには、1万円の価値がないと自分で認めているのに、使ってしまっているのです。そこに支払ったお金の金額と自分の気持ちの食い違いが生まれます。

他にも例を挙げてみましょう。好きな人がいたとして、その人とカフェでお話ができるとします。前日から何を着ていこうかとウキウキし、翌日の待ち合わせだってドキドキ。濃密なカフェでの1時間を過ごしたとします。それにかかったお金、コーヒー代500円。この場合、本当は1万円払っても惜しくはないほどの経験をしたにもかかわらず、たったの500円の支払いですんでいます。とってもお得な気分です。


人生の充実は、自分が使ったお金が大きいか小さいかで決まるのではないのです




家に80円で買ったペットボトルがあるのに外に持って行くのを忘れて、自動販売機で150円のペットボトルを買ったとします。すると、「家からもって行けばよかった〜」と後悔してしまいます。
しかし、ここで失った金額は150円ぽっちです。


お金は払った金額ではなく、払うに見合った価値があるかどうかですべてが決まるのです



ぼくはこの事実に気がついて以来、自動販売機で飲み物を買わなくなりました。
自動販売機で販売されている多くの飲み物は、実際にその値段の価値がないと思っているからです(必要な時はもちろん購入しますが笑)

お茶なら家でつくって持って行けば30円以下で済むでしょう。のどを潤したいだけなら、お茶ではなく水で十分です。


そんな風に、本当に自分が欲しているものと、それを手に入れるための対価は実際のところどれくらいなのか




ぼくがお金に対して悩まなくなったのは、お金で後悔するケースを極力避けるようにお金を使い始めたからで、
以上のようなことをいつも考える習慣がつくことで解決しました。



ぜひご参考にしてください^^