絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.3 ~Xcode4.2の起動、InterfaceBuilderの利点欠点、神本紹介~

前回：絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.2 ~iOS Developer Programに参加しよう~

Xcodeをインストールし終えましたでしょうか？

起動してみましょう。

まずは右上から

これから頻繁に使うことを考えると、Dockに常に置いておくことをおすすめします。
Xcodeのアイコンから「Dockに追加」にチェックしましょう。

そして、新しいプロジェクトを作ります

ここでちょっと。

ぼくがひよしまるを開発したのは、

Xcode4.1

というバージョンでした。

しかし今は、

Xcode4.2

です。

もはやXcode 4.3 Developer Previewも出てます。

この入門を書くにあたりまして、Xcode4.2を使ったのですが、
いろいろ以前のバージョンと違う点があり、戸惑いました。

これはXcode3からXcode4にバージョンアップがAppleによってなされたときにも同じでした。

ここで言いたいのは、

Xcodeのバージョンは変わるもので、それは普通のこと

だということです。

それゆえ、本の内容はどうしても古くなってしまいがちです。

どんなに良書でも、Xcode3を解説したものでは、Xcode4を使う際、Interface Builderというものの使い方が全然違い、
また他にも違う点があり戸惑うことになります。

iPhoneアプリ開発はObjective-Cという言語を使い開発することになりますが、
こういった部分は共通で学ぶことができますので、
もし購入した本でうまくいかなかったとしても、すぐに捨てたり売ったりしないことをオススメします^^

iPhoneアプリ開発の神本紹介　〜全くの初心者から最強iPhone デベロッパーを目指して〜

ぼくが購入を熱烈に推しますのは、

これはめちゃくちゃ詳しいです。アプリを作るときに本当にたくさん参考にさせていただきました。
神良書なのですが、けっこう玄人向けで、Interface Builderを使いません。かなりの入門書がInterface Builderを使って基本的な解説をしています。
この本は、まずInterface Builderから決別してスタートします笑
なので、Interface Builderを使っていろいろとりあえず簡単にやってみたいという方にはそれほどいらないかもしれないのですが、
持っておいて損は100%ありません。断言します。

この本ではObjetive-Cでコードをゴリゴリ書いて、アプリを作成していくので、コードでアプリをどのように作っていくのか詳細に分かります。

このブログでのちのちやっていきますが、Interface Builderは直感的な操作性が特徴で、ビジュアルからアプリを作っていける特徴があり、
大変すばらしいものです。ぼくもInterface Builderを使って今回入門を書きます。

しかし、その機能が厳密にどう動いているのかがコードで確かめられない欠点を持っています。

ぜひ購入してみてください。

次はホントの初心者用

これはInterface Builderを使って、ひとつひとつ出来ることを丁寧に解説しています。
ぼくも参考にしました。

深い部分ではあまり期待せず、とりあえず

超簡単なアプリでも作ってみて、最初の一歩を踏み出す用

です。

実際この本だけでは自分の理想とするアプリをつくることは難しいと思います。

しかし、

何より大事なのは基本である

そして

アプリをとりあえず作ってみて、アプリ作りの楽しさを実感する

ことだと思います。

この本にはその力があるでしょう。

初級〜上級向けには

10日間で終わる設定にはなってますが、まず終わりません笑

それはいい意味でして、かなり詳細に解説が書いてあり、
実際にこれの通りコーディングしていくと、なかなか時間がかかります。

この本では、完成度の高いアプリを作りながらいろいろな技法を覚えていくので、飽きがこないことが特徴です。

本格的なものもあるので、自分が勉強した成果を確認しやすいと思います。

この一冊を完璧に理解すれば、かなりの腕前になるでしょう。

全くの初心者がObjective-Cを学ぶなら

iPhoneアプリはObjective-Cで作ります。言語がわかっていないと、最終的にはつまづくことになります。InterfaceBulderを使ってコードを書かなくても実装できるとこらがあるとはいえ、クラスの概念、またそこからプログラムを再利用したり、そういったことが高度なアプリ開発には必要になってきます。

この本は本当にやさしくObjective-Cを解説しており、初心者にはもってこいで、ぼくは初心者ではないですが買いました笑。それくらい優しく解説されています。

そもそもプログラミングをしたことない人にも、なんとなくObjective-Cはわかってるけど…なんて人にも超おすすめです！！！

続けてObjective-Cの本

これも10日で覚えるシリーズです。この本の最初に述べられている通り、
「iOSアプリケーションの作り方よりも、そのバックグラウンドとなるObjective-Cの基本的なソースコードの書き方や、文法、オブジェクト指向などの概念を重点的に解説」しています。
Objective-Cについての参考書となっているので、進め方はCommand Line Toolを使っています。初心者がこれを一冊学んだらアプリがつくれるの？と聞かれたら、それはつくれないでしょう。「簡単アプリ開発だよー、はい1分でできました！これも立派なアプリケーションですよー」なんていう本ではありません。
iOSアプリケーションをつくっていたら必ず耳にするであろう「プロパティ」「プロトコル」「クラス」や、文字列を扱う際の「NSString」、配列を扱う際の「NSArray」など、理解していなければ壁にぶつかってしまう事項に関してわかりやすく解説しています。
こういったObjective-Cの基本を学ぶ方が、子供だましのアプリ開発本で学ぶよりもずっといいのですが、まずはアプリケーションが目に見えるかたちで動いてほしいのも初心者心。気持ちはわかるのですが、しっかりアプリをつくりたいならこのような本で「そもそもObjective-Cって？」というのをこの本で学びましょう。

ある程度深くObjective-Cを知りたい方には

これはわりと高度だと思います、コードなだけに…ごめんなさい笑。クラス、インスタンスについてや、iOS5から導入された新しいメモリ管理方式のARCにも言及されており、かなり本格的な一冊になっていると思います。もうすでに他の言語をかじったことがあるという方にはかなりいいと思います。プログラミングをしたことがなくていきなりこの本はやめておいたほうがいいです。

iPhoneアプリをきちんとプログラムし、ちゃんとしたアプリにしていくのなら、この本の内容は頭にいれておき、コーディングしていく必要があるので、どっちみち通る道だと思います。

最新の第三版を買ってくださいね。

iOSプログラミングの基本概念なら

これはまったくの初心者向けではないですが、基本を幅広く扱い、また深さもあるかなりの良書だと思います。Objective-C,Xcode,iPhone,iPadについて、満足な学習ができるでしょう。Core DataなどiPhoneアプリをつくるうえで非常に便利なデータベースや、Webサービス系にも触れており、この本をきちんとこなせば相当な腕前になりますね。何もすべて読む必要はなく、自分に必要なところをピックアップして読み込めばいいと思います。あとは、「へぇー、こんなのあるんだ」みたいな感じで読み飛ばしておけば、いつか役に立つことがあるでしょう。
おすすめです！

本は高いようで安いものです。

自分につく知識という財産はお金には換えられない価値を持つものです。

学ぼうと思ったこの機会に、惜しみなく買いましょう！

次回：.絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.4 ~Single ViewControllerからスタート~

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iPhoneアプリ開発の神本紹介 〜全くの初心者から最強iPhoneデベロッパーを目指して〜

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