絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.21 ~文字列を数値に直して計算した結果を表示させよう by Storyboard~
前回:絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発入門Part.20 ~StoryboardのSegueを使って異なるView間での値の受け渡し~
今回は超基礎です。
計算結果を表示するアプリをつくってみましょう。こんな感じ。
これの応用ですね→Objective-C 数値から文字列、文字列から数値の変換、使い方
SingleViewApplicationを選択してください。
名前はKeisanSuruyoにしました。
まずはLabelとTextFieldを設置して、画面をつくってください。
計算結果の「Label」はあえてそのままの表示にしました。消しちゃうとラベルを貼ったことがわかんなくなると思ったので。
あとは紐付けしましょう。
今回は「りんご」や「円」などの文字を変える予定がないので特に紐付けせず、そのままLabelを編集しました。
では、ViewController.mを見てください。
「Keisan」というIBActionを設置したので、この中身を変更します。
計算ボタンを押した時の処理を書くということです。
- (IBAction)Keisan:(id)sender { int kakaku = [self.pliceField.text intValue]; //入力された価格をintに変換。 int kosuu = [self.itemField.text intValue]; //入力された個数をintに変換。 int goukei = kakaku * kosuu; //合計を数値計算 NSString *goukeimoji = [NSString stringWithFormat:@"%d",goukei]; //合計の整数を文字列に変換 kekkaLabel.text = goukeimoji; //文字列をラベルで出力 }
これで計算はできました。
あとはキーボード邪魔なので、returnキーを押したときに消えるようにしましょうか。
IBActionの後にでも追加してください。
- (IBAction)Keisan:(id)sender { int kakaku = [self.pliceField.text intValue]; //入力された価格をintに変換。 int kosuu = [self.itemField.text intValue]; //入力された個数をintに変換。 int goukei = kakaku * kosuu; //合計を数値計算 NSString *goukeimoji = [NSString stringWithFormat:@"%d",goukei]; //合計の整数を文字列に変換 kekkaLabel.text = goukeimoji; //文字列をラベルで出力 } //↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓追加↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ - (IBAction)resignKeyboard:(id)sender { [sender resignFirstResponder]; }
いきなり追加してもこのメソッドは使えないので、紐付けしましょ。
テキストフィールドを選択して、Did End On Exitの丸をViewControllerまで持っていき、resignKeyboardを選択。
できあがり〜〜。あ〜らよっ出前いっちょ〜うって感じでよろしくです。
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